GiHubは2024年10月29日30日に開催した「GitHub Universe」で、GitHubやGitHub Copilotに関する新サービスなどを発表しました。その中で注目を浴びた一つにGitHub Sparkがありました。このサービスについては下記記事をご確認ください。
このサービス(GitHub Spark)はマイクロサービスを作れるサービスです。そのため、どちらかというと非エンジニア向けなエンドユーザー向けサービスです。
それとは違いGitHub Copilot自体のアップデートも発表されました。
今後モデルにGemini 1.5 ProやClaude 3.5 Sonnetが選択可能になります。また、OpenAIのo1-preview、o1-miniにも対応可能となりました。
その結果、Visual Studio Code(VS Code)にAIコードエディタのCursorとほぼ同じような機能を搭載しました。
GitHub Copilot Chat v0.23.2024102903 (pre-release)
GitHub Copilot Chat v0.23.2024102903 (pre-release)
がリリースされました。なお現在のリリースバージョンは「v0.22.0」です。そのため拡張機能ところのプレスリリースバージョンへの切り替えを押すことでプレビュー版を試せます。
このチャット画面のところにモデルがありますがここにClaude達が参戦することになります。
追加されてた!
こんなのもはやCursorじゃん…
操作性もCursorなのでCursorユーザーはドキュメントなしでもすぐ使えると思います。
チャットのところの左上のところを「Copilot Edits」にすることで上記の動画のような自動で動くような感じになります。
料金について
料金については個人(Copilot Individual)だと月額利用料金は10ドルです。
細かいところは確かにCursorに軍配があがりそうですがこの料金でここまで使えればかなりありです。
さらにはVSCodeに搭載されたことでエンジニアが今後利用することも増えると想定されます。
また、30日トライアルもあります。Cursorユーザーはすぐに試してみるのはありです。
ちなみにCopilot Businessで19ドルです。
Copilot Businessの違いは監査ログだったりポリシー管理だったり。
つまり、企業のコンプライアンスのガバナンス関連系が追加される感じです。詳しくは下記をご確認ください。
GitHub Copilot のサブスクリプション プラン:
https://docs.github.com/ja/copilot/about-github-copilot/subscription-plans-for-github-copilot
公式ドキュメント:https://code.visualstudio.com/docs/copilot/copilot-edits
NotebookLMにドキュメントを入れてみる。
オンラインに公開されてるAPIのドキュメントとかも向いてますよね!英語も日本語にして解説してくれますし。
まとめ
中にはGitHub SparkがCursorをみたいな投稿も見受けられますが、GitHub Universeで大きく二つ発表されたので混同されているだけで今あるサービスに類似するとすれば
GitHub Copilot → Cursor
GitHub Spark → Bolt.newやCreate.xyz
が近いという感じです。
上はコードエディタなのでプログラマー向け。
下は自然言語でマイクロアプリを。ということなのでエンドユーザー向け。
という感じになると思われます。