最終更新日: 2025年4月16日
Windsurf(ウィンドサーフ)は、Codeium(コーディアム)Inc.が提供する統合開発環境(IDE)です。プログラム開発用のテキストエディタとして、Visual Studio Code(VScode)やCursor(カーソル)とほぼ同様の機能を備えています。
WindsurfとCursorはいずれもVScodeをベースに派生(フォーク)して作られたため、基本的な使い勝手はほぼ同じです。しかし、CursorやWindsurfには独自のAI補完機能が搭載されています。さらに最近ではエージェント機能も追加されたことにより、自然言語を使ったより効率的な開発が可能となるツールです。
VScodeもcopilotによるAI機能は存在しますが、それよりも高性能であるということで注目を集めています。
コンテンツ
Windsurfとは
https://codeium.com/windsurf
こちらのサイトよりダウンロードが可能です。Cursorなどと同様、簡単にインストールして利用できます。
https://codeium.com/refer?referral_code=fbecc6f949
こちらのリンクはリファーラルリンクです。
このリンクからサインアップして有料プランに加入すると、500ボーナスフレックスクレジットが追加で付与されます。直接ダウンロードするより確実にメリットがありますので、よろしければご利用ください。
もしも、特典が不要でしたら、1つ目のリンクからのサインアップ・ダウンロードも可能です。どちらのリンクをお使いいただいても構いませんので、ご自身に合った方法をお選びください。
Windsurf(ウィンドサーフ)は、Codeium(コーディアム)Inc.が提供するツールで、この企業は、2021年に創業されAIを活用したツールを開発しています。
Codeium Inc.は、開発者向けに効率的なコーディング体験を提供することを目的としており、特に「Codeium」というVScodeなどで利用できる既存のIDE向け拡張ツールも提供していますが、IDE自体として「Windsurf」というエディタも提供しているという感じです。他にも開発向けソリューションを提供しています。

画面はこのような感じで配色は何パターンからか選べこの配色は「Tokyo Night」です。左に拡張機能があり、基本的には配置はそこまで変わらず、現代的でモダンなデザインのVScodeという感じです。

日本語化方法
早速ですがインストール終わったら日本語にしときたいですね。VScodeとやり方は一緒です。拡張機能で
「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を入れましょう。

インストールすると再起動要求され再起動すればもう日本語になると思いますが、もしならない場合は
Ctrl+Shift+Pで検索バーを開いて「Configure Display Language」と入力そうすると日本語の選択肢が出ますので選択できます。もしも英語に戻す際もこれで戻せます。
Windsurfの料金について
まずエディタとして使う以上はもちろん無料です。ただしWindsurfはCursor同様にAI機能が売りです。
※2025/04/16追記
WindsurfよりPro Ultimate廃止予定との通知がきました。詳細は4/23発表予定とのことです。2通届いたメールとその日本語要点を追記します。以下のプランはあくまでも現行の料金体系とご理解ください。
1通目
We wanted to give you a heads up about some important upcoming changes to our pricing structure.Next week we will be introducing updates that greatly simplify our credit system and should help your credits go a lot further. As part of this effort, we have decided to sunset the Pro Ultimate tier. Next week, we will transition all Pro Ultimate users onto our regular Pro subscription ($15/mo).
To make things smoother during this transition, we’ll also be giving extra credits exclusively to our Ultimate users—no action required on your end.
If you have any questions or want more details, we’re here for you at windsurf.com/support.
Thanks for being part of Windsurf!
2通目
Just to clarify a few things from the previous email: Our #1 goal is to make Windsurf as accessible as possible. The upcoming pricing change should significantly reduce the price of using Windsurf. You will spend less to get the same or more value.We will announce these changes next Monday 4/23. Until then, rest assured that you will be better off after these pricing changes.
日本語要点要約
来週、Windsurfは料金体系を変更します。主な内容は以下の通りです。
Pro Ultimateプランの廃止
現在Pro Ultimateプランをご利用中の場合、自動的に通常のProプラン(月額$15)に移行されます。
クレジットシステムの簡素化: 新しいシステムでは、クレジットがより有効に使えるようになり、結果としてWindsurfの利用料金が実質的に安くなります。これまでと同じかそれ以上の価値を、より少ない費用で得られるようになります。追加クレジットの付与
移行をスムーズにするため、Ultimateプランのユーザーには追加のクレジットが付与されます。お客様側での手続きは不要です。詳細発表
新しい料金体系の詳細は来週の月曜日(4月23日)に発表されます。
今回の変更は、Windsurfをより利用しやすくするためのものであり、お客様にとってより良いものになることを目指しています。
以下は4/23発表以前の料金体系の説明をしていきます。

将来的にはどうなるかはわかりませんが、現状では自分のAPIキーをセットすることはできないようです。ここはCursorとの大きな違いです。初期ダウンロードすると現在は無料のギフトとして200回のプレミアムフロークレジットがついてくるのでこれで実際のAIエージェントの操作感を試すことができます。
つまり、Windsurf の料金体系は
Pro
15ドル→1,500 Flow 1Flow=0.01ドル
Pro Ultimate
60ドル→3,000 Flow 1Flow=0.02ドル
追加10ドル(Pro)
300Flow→1Flow=0.033ドル
追加10ドル(Pro Ultimate)
400Flow→1Flow=0.025ドル
となります。ただし料金プランが変わる可能性もありますので直接ご確認ください。
リファーラルリンクからだと一回のみではありますが500Flow追加なので実質10ドル強相当プレゼントという感じです。
https://codeium.com/refer?referral_code=fbecc6f949

エディタの一番上のこの丸いマークをクリックすることでAI機能の「Cascade」を開くことができます。

その下の三転リーダーをクリックすることで現在のクレジット利用状況も把握できたりします。
なお基本Flow actionを使うことが多いとPro Ultimateにしたからといって制限はあるので、その場合完全使い放題になるわけではないです。

そのためFlow actionがなくなると以上のような忠告がでて「Legacy」モードでしか使えなくなります。
AI返答の日本語化について(Edit global rules)
基本英語で返答してきます。そのため日本語で返答をさせたい時はカスタムプロンプトを設定しておく必要があります。

どこからでも行けますが、Cascadeのところから行くのであれば右上の×の左の三転リーダーをクリック。「Manage Memories」を選択。

「Edit global rules」をクリックしてください。そうするとが開くのでそこに指示を書きます。

このように日本語を指定すると日本語で返してくれるようになります。ちなみにWindows Powershellを使っている場合とかだと、コマンドが違うのでこのように書いておくとClineなどでも同じですがGitコマンドを&&で連結しなくなるのでエラーが起きにくくはなります。ワークスペース単位のルールなども設定できるようになっているので工夫することでよりオリジナル性を出すこともできます。
VScodeの拡張機能もCursor同様使える
先ほど申し上げた通りWindsurfはCursor同様フォークであるためVScode用拡張機能が共通して使えます。
最近特に注目されているClineやその派生のRoo-Clineと組み合わせて使うことも可能です。

Terminal Auto Extension機能について

https://docs.codeium.com/windsurf/terminal
こちらですがWindsurfを使っていてもっと「Roo-Codeとかみたいに自動でもっと進んでくれればな」と思ったことはないでしょうか。ターミナルに例えばnpm run devとAIが打ち込みたいとして通常は承認が必要です。そうなるとコマンド動作のたびに止まってしまいます。
でもそこまで重要ではないコマンドに一回一回承認していたら手間なのでそういう時に使う機能です。
Cascade Turbo Mode
Cascadeには刷新された「ターボモード」があり、拒否リストで指定されていない限り、ターミナルコマンドを自動実行できます。これは、すべての個人プランで利用可能です。
ということでTurboモードだとブラックリスト方式で自動でコマンド利用することが可能です。ほかにも自動で判断してくれるAutoモードもあります。
設定方法は下の画像の通り、Cascadeの下「Windsurf – Settings」を押し「Settings」を押すことで設定が開きます。


なお、その上のAdvanced Settiongsを押すと様々な設定ができ、先ほどのAllow/Deny listも以下の画像のように、この中にあります。
この設定の中には、使いやすくする設定がいっぱいありますので上から下まで見るのをオススメします。

まとめ
どれがいいというよりかは各々に性格のような特徴のようなものを感じます。
個人的な感覚としてはRoo-codeのようなエージェント感を強く感じることができたので、ClineやRoo-Codeを使ったことがある人だと結構すんなりと受け入れれる印象があります。
目的をうまく抽象化して自然言語化しながらAIの発想を意図的に引き出しながら対話していくのが好きな方だと好むかもしれません。
あくまでも開発のためのツールですので、利用が許される環境であれば実際に試し利用し、自分に合ったものを使うことで開発を有利することを目的にどれが自分に合っているのかを判断してみるのがいいと思います。