「Suno AI」ここ数日で脚光を浴びている音楽生成AIサービスです。正直なところでは音楽に関しては脚光を浴びるほどのサービスがありませんでした。
しかし、Suno AIのすごいところは日本語にも対応していてその発声も非常に滑らかな点です。
今年に関してはChat GPTをはじめとするテキスト系生成AIは今年脚光を浴びました。そして、業務からプライベートまで多くの方に利用されるようになりました。
また、画像生成に関してもStable Diffusionをはじめとするサービスが多く登場しました。その結果、誰でも簡単にクリエイティブな画像が作れるようになりました。
ではそんな「Suno AI」がどのようなサービスかを解説して実際に使ってみました。
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コンテンツ
Suno AIとは
Suno AIとはマサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を置くチームよって生み出された音楽生成AIのことです。
ブラウザ上で無料から利用することができます。また、有料プランに加入すれば商用利用も可能です。
Suno AIは、音楽創造の新たな地平を開く革新的なテクノロジーです。このAIシステムの目的は、音楽制作の障壁を取り払い、誰もが素晴らしい音楽を作れる未来を実現することにあります。また、Suno AIは、シャワーで歌う人からチャートを席巻するアーティストまで、すべての人が自分の想像力だけを頼りに音楽を創造できるように設計されています。
なお、discordアカウントがなくてもgoogleアカウントやMicrosoft アカウントがあればブラウザ上からすぐに利用可能です。
https://www.suno.ai/
こちらの上記URLの「Try the beta」からログイン画面に移動が可能です。
また、以下のURLに直接アクセスすればログイン画面に遷移できます。
https://accounts.suno.ai/sign-in
Suno AIの料金は?
具体的な料金プランは以下の通りです。
翻訳内容は以下の通りです。
基本プラン (無料)
- 月額料金: 無料
- 毎日のクレジット: 50クレジット
- 利用規約: 非商用のみ
- クレジットの追加購入: 不可
- 生成キュー: 共有
- 同時実行ジョブ数: 2
プロプラン ($8~/月)
- 月額料金: $8(年間課金) / $10(月額課金)
- 毎月のクレジット: 2,500クレジット
- 利用規約: 一般的な商用利用が可能
- クレジットの追加購入: オプションで可能
- 生成キュー: 優先
- 同時実行ジョブ数: 10
プレミアプラン ($24~/月)
- 月額料金: $24(年間課金) / $30(月額課金)
- 毎月のクレジット: 10,000クレジット
- 利用規約: 一般的な商用利用が可能
- クレジットの追加購入: オプションで可能
- 生成キュー: 優先
- 同時実行ジョブ数: 10
各プランは、ニーズに合わせて選ぶことができます。そして、無料プランからスタートすることが可能です。また、ビジネスが成長するにつれてプランをアップグレードもできます。プロプランとプレミアプランは、より多くのクレジットと優先キュー、さらに多くの同時実行ジョブを提供しています。
そのため、ビジネスの規模が大きいユーザーや、高い要求を持つプロジェクトに適しています。なお、年間課金を選択すると、月額料金が少し安くなります。
フリープランは非商用のみなので、もし商用利用したいのであれば有料プランは必須です。といっても無料から試せるのでまずは実際に試してみるのがいいと思います。
Suno AI、実際に使ってみた。
実際の動画を上げたいところですが、一応フリーで作成したもので商用利用禁止なので、念のため動画自体はあげませんが具体的に何をしたかだけ解説いたします。
①Chat GPTに歌詞を作らせる。
まずは何でもよかったので弊社のサイトを読み込ませて歌詞を作ってほしいと指示をだしてみました。
https://www.ids.co.jp/
このサイトを読み込んで1分ぐらいの曲の歌詞を作ってください
②Create(Custum)の「Lyrics」にその歌詞をコピペ。
③「Style of Music」に曲調を指定。
今回は曲調を「pop」としました。これだけです。
実際作成された曲は1分弱が2曲でした。そして、消費したクレジットは10クレジットでした。
自分で歌詞を考えたり、生成AIと対話しながら歌詞をきめたり。また、URLを読み込ませて歌詞のブレストをさせたり。そのほかにもいろいろと他のAIサービスを組み合わせることで利用が可能そうです。
無料で試す分にはまだ作れそうですので、ぜひご自身で試してみてください。
まとめ
正直ここまで来たんだという印象です。このようなAIの成長により、ビジネスサイクルが異常に早くなっている気がします。ゆえに時代に取り残されないようについていかないといけないかもしれません。
ちなみに音楽付きの動画を作るとしたら、以下のような組み合わせで作ることが可能になると思います。
なお、動画についてはPika Labsというサービスがこれから提供を開始してくればかなり有用なものが作れると思います。
作詞:Chat GPT(GPTsで事前に作詞アプリを作ってもいいかもしれません)
作曲:Suno AI
歌:Suno AI
動画のための画像:Stable Diffusion
その他テキスト付画像:Ideogram AI
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